「円光にはケータイが不可欠。知らないおじさんに路上で声をかけるのは抵抗があっても、出会い系サイトなら手軽だし親にもばれない」(売春婦談)
携帯ネットの特性や危険性をよく認識せず、ねだられるがままに子どもに携帯を持たせる親が多いという。「携帯サイトでトラブルに巻き込まれた子どもの親が必ず言うのは、『知らなかった、携帯でこんなことができるなんて』。このせりふはここ数年変わらない。携帯を甘く見ている」
「子どもがねだるからという理由だけで安易に持たせ、その後困ったと騒ぐのは順番が逆では。不安なら持たせないようにし『だめなものはだめ』と子どもにはっきり言うべき」
「iモードは思春期の心理をついたサービスだった。ある携帯関連の経営者が『子ども向けビジネスがこんなにもうかるとは』と言っていたほど。携帯ネット上には遊園地のような“グレーな”遊び場がどんどん増えている」