ソニエリW880iは日本人が作っていた

ヨーロッパ/アフリカ/アジア/オセアニア/北米/日本と幅広い地域に対応した、ウォークマンケータイのW880iは日本で正規発売していないのですが、実は東京で開発されて、世界へ売り出された珍しい端末なのだそうです。

日本だけの仕様に合わせてシコシコ売るよりは、広範囲に対応させてドバッと売る方が儲かるんでしょうね。

日本国内はどちらかというとキャリア主導で、メーカーは1機種を1事業者に対して納入します。仕様を決める場合も、基本的にはメーカーとしてさまざまな提案をしますが、最終的にはそれが事業者のブランドとして統合されていきます。端末とサービスは密接に関わっており、キャリア提案型の商品展開を行っているわけです。一方、グローバル向けの端末開発は完全にメーカー主導になります。“メーカー提案型”とでも言いましょうか

日本の携帯会社も昔に比べればオープンになりましたが、こういうのを見るとまだまだ。日本でももっと、とんがった端末が欲しいですね。

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