NTTドコモの第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」から抜き出したICカードを、別の携帯に差し込んで「クローン携帯」を作る手口で、中国など海外から不正使用したケースが少なくとも6件あったことがわかった。
ドコモはこれまで、「クローン携帯の製造は技術的に不可能」としてきたが、社内調査で存在が確認された。
ドコモは、この6件で通話料を過大請求されたユーザーに計約26万円を賠償し、再発防止のためシステムを改修したという。
クローン携帯による不正使用について、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルはこれまで「不可能」としてきた。しかし今回、初めて確認されたことで、ドコモは公式見解の撤回も含め検討している。
今のところ、不正使用者の特定や、刑事告発などは行わない予定という。
(読売新聞より)
数年前に、クローン携帯の被害とかいう報道特集がTVでやってましたが、実際はありえないと突っぱねていたドコモ。やっぱあるんじゃねーか。しかも、報道が無ければうやむやにするつもりだったっぽいし。
ドコモ曰く「2005年9月に当社としてこの事象を初めて確認し、海外との全通話を監視した結果、2006年2月までに6件の発生」としているので、一年以上前から発生していたのに今頃発覚というのは、ねえ。。
クローン携帯報道については、これはクローン携帯じゃなくて海外の交換機が悪い的な発表してるし。
誤接続・誤課金でも十分問題だって。
[ 識別番号同じ「クローン携帯」不正使用をドコモ初確認 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ]
[ 重要なお知らせ : 読売新聞「クローン携帯初確認」との報道について | お知らせ | NTTドコモ ]